鋳物(いもの)を切削し、様々な部品を生産しています
金属加工機械を使用し、素材を切削するマシニングの操作を行うことが私の仕事です。高温で溶かした金属を型に流し込み、冷やし固めた鋳物と呼ばれる素材を機械にセット。入力した数値をもとに表面を削ったり、溝を掘ったりしながら、求められた形へ仕上げていきます。機械の軸を滑らかに回転させるベアリングや、ネジ穴を作るのも仕事の一つです。鋳物の加工には、切削加工で発生する金属の切りくず「切粉」がつきもの。うまく排出できないと加工不良につながるため、加工中においてはいかに切粉をコントロールするかが重要です。また、操作する機械も1台ではありません。合計8台の機械を上司と手分けして操作し、様々な部品を日々生産しています。
高校で学んだ知識が活かせる
高校3年生の時、先輩の勧めでオーレックを知りました。そこから企業研究を始め、ラビットモアーやスパイダーモアーなど、世の中に役立つものを、どこよりも先に作り続けていることに魅力を感じました。私自身モノづくりが好きでしたし、旋盤加工やフライス盤加工など高校で学んだ機械系の知識もいかせる。住み慣れた地元で働ける、という点も就職する上で重視していたポイントの一つだったので、オーレックは理想的でしたね。
20代の若手社員が数多く在籍
入社1年目は失敗も経験しました。その時支えになったのが、同世代の社員です。オーレックには20代の若手社員が数多く在籍しています。年齢が近いといろんなことが話せるので、心強さもあり楽しみもありました。また、上司も休日ともなれば私たち若手を自宅に招いてくれます。一見すると緊張しそうなイベントのようにも聞こえますが、空の下でバーベキューを味わいながら過ごすひと時は、上司との距離感も縮まり、同僚との親睦も深まります。このような環境が仕事のやり易さにつながっているのかもしれません。
人任せにしない。大変な仕事こそ自ら進んで行う
以前は1人ではできなかった作業を今ではできるようになり、徐々にですがスキルが身についてきたと感じてます。とはいえ、まだ勉強中な部分もあるので、もっと自分を磨いていきたいです。そのためには、まず上司や先輩へ積極的にコミュニケーションを取り、分からないことをなくす。人任せにしない。大変な仕事こそ自ら進んで行う。この3つを仕事の柱とし、作業の効率やパフォーマンス向上につなげていきたいと思っています。