種なしスイカ栽培を、さらに魅力的に。
山城さんの畑では、種なし品種と種がある一般的なスイカを両方栽培しています。種なし品種は花粉をつくる能力がないため、受粉のために種あり品種と一緒に作る必要がありました。ところが5年前から種あり品種にはTANEFREEを使い始め、種なし品種と一緒に、種が白く、種ごと食べられるスイカも生産・販売する手法に変えました。「種ごと食べられるTANEFREEのスイカは、カットスイカに向いています。沖縄の大手スーパーでもカットスイカとして人気があり、よく買ってもらっています。単価はもちろん上がりますが、その食べやすさから子どもたちに人気があるようで、嬉しいですね。」種ありスイカも高付加価値に変えられるTANE
FREE。売上にも、スイカの印象づくりにも貢献しています。
花粉が少ない冬場こそ、大活躍。
スイカづくりは気温との勝負。年中暖かい沖縄といえど、気温がぐっと下がる冬場では雄花の花粉が少なくなってしまいます。せっかく雌花が咲いても、花粉量が少ないと着果率が低く、スイカ農家にとっては悩みの種でした。しかし、オーレックのTANEFREEを用意していればその心配もありません。「花粉が少ない冬場は特に助かってます。花粉の心配をしなくて良いだけでなく、着果率も良いので、今後もTANE
FREEを使って甘く大きいスイカづくりに力をいれていきたいです。人工授粉の環境があれば、おすすめです。一方で、TANEFREEを使ったスイカはまだ一般的に知られていないと教えてくれた山城さん。これからの日本のスイカ産業のためにも、種ごと食べられるスイカの魅力を広めていきたいと、強い眼差しで語ってくれました。
スイカづくりは、気温との勝負。
花粉が少ない季節は特に助かってます。
沖縄県 今帰仁村 / 山城 裕亮さん